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   ★UTADA UNITED2006 ツアーレポート★
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思えば5月1日からゴールデンウィーク返上で
スタートしたこのプロジェクト。1ヶ月スタジオに
こもりきで休みほぼゼロのプリプロ、さらに1ヶ月
のリハーサルを経て、長い長いと思っていたツアー
も始まったらあっという間で、大きなトラブル無く
9月10日に無事に千秋楽を迎えることができました。

このツアーの演出の見所は何と言っても映像と音
のコラボレーションです。
ステージの壁と床一面LED画面は見事でした。
その映像は私たちのセクションであるマニピュレー
ターのシーケンスから出力しているタイムコードと
同期していて、オートメーションで音と絵を常に同じ
タイミングで出力することができます。
また、サウンド面では、シーケンスシステムとPA
システムは、日本のライブではまだ極めて例の少ない
フルデジタルで行いました。
劣化の無いクリーンでクオリティーの高いサウンド
を届けることができました。

しかし、今回初挑戦したデジタルはアナログには
無い苦労も多々ありました。例えばワードクロック。
デジタルシステムは全てのデジタル機材のSyncが
必要になります。音を1と0の信号とするデジタル
サウンドは、それをサンプルする周期=ワード
クロックを合わせなければなりません。
そのワードクロックを生成する機械をクロック
ジェネレーターと呼びます。
一台のジェネレーターからPAシステムも含めた
一つ一つの全ての機材にクロックは入力されます。
このワードクロックはとても重要で、その信号に
もしエラーが出たりノイズが乗ってしまうと機材
がSyncできなくなり、音が全く出力されなくなって
しまいます。つまり無音状態です。
リハーサル中にこの症状が現れた為、PAチームと
もう一度クロック信号の流れを見直しこの問題は
解決することができました。

また、デジタル信号にはいくつかの種類があり
それぞれが異なった専用のケーブルを必要とします。
今回はAES/EBUというフォーマットでしたが、
そのために全てのケーブルを作り直さなければなり
ませんでした。(忙しい中、無理を言って協力をして
いただいた原さん。ありがとうございました。)
そんなこんなで1ヶ月掛かりで作り上げたラックは、
何百ものケーブルが行き交う凄まじいシステムに
なりました。見た目はこれでもかなりすっきり…。
しばらくは麺類食べたくありませんでした。
(特にイカスミスパゲッティーとか。)
でも、ここでしっかりやっておいたことがきっと
結果に繋がったのだと思います。
機材達よ、ハードなスケジュールにもへそを曲げず
よくがんばってくれた!

そのほかにもこだわったところは電源や、B-Con
システム、など書き出すと切りがありません、、

仕事の以外でも、ツアー中に誕生日を迎える
スタッフ一人ずつにバースデイケーキと花束の
プレゼントがあったり、トラックで壁を作って、
新潟朱鷺メッセの駐車場で盛大に繰り広げられた
BBQ大会だったり楽しいこと山盛りのツアーでした。

ツアーの様子やレポートなどがこちらにあります。

http://blog.goo.ne.jp/ultrablueunited/

また、 Sound & Recording 10 月号に今回の宇多田
ヒカルのライブが特集されています。

興味のある方は是非★

 

 

 

 
       
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